●心機一転
思うところあり,荒れるにまかせていた自室を昨日徹底的に掃除した.特に荒れ放題だった本棚をきれいにした.実際,本棚に入りきらない本が多く,このあたり困るのだが,当面はこのままでいるの他ない.将来見据えて,少しちゃんと動き出そうと思う.
●帝国陸軍と事大主義と日本と
山本七平氏の『一下級将校の見た帝国陸軍』を読んでいるが,のっけから帝国陸軍の,ひいては日本人の本質をえぐるような文章には胸がスカッとする心持である.
「本物の士官学校の生徒なら遠い将来のため,その教育も必要かも知れないし,余裕があるなら幹部の常識教育としてはそれもよいかもしれない.が,倒産の危機を迎えた会社の新入社員なら,社長教育より,すぐ第一線で使える現場教育が必要であろう」
「そこにははっきりした目標も,その目標に到達するための合理的な方法の探究も模索もない.全員が静かなる自信を持ち得ず,そのため生ずる不安を消すため,わき目もふらず,ただ,今まで駆けていた方向へやみくもに速度を増して駆け出しているような感じだった.それは,高熱の中で見た悪夢に似ていた.足は地につかず,何かに追われて夢中で前に進もうとしながら,一向に足が進まないあの状態に―――」
なんというか,悪く言えばこうなるんだろうけど,確かにずっと日本はこういう傾向にあるなあ,と思う.俺もその一人だろうし,それが全て悪いとは思わないが,見直すべき点も多いなあ,と思う.
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