2007年7月22日日曜日

自己喪失

今の会社に入って,もう2ヶ月になる.
その間,ただ我武者羅に走ってきた....が,ちょっと最近息切れの感がある.

学部時代にお世話になった物理の先生が以前こうおっしゃっていた.

「悩む暇があるから悩むんだ」

至言だと思う.
というのも,この2ヶ月は繁忙期でもないのに,月の半分以上を出張へ行ったり,新入社員なのに一人で新規の大手さんへ営業に行ったり,とにかく周りを見るだけの余裕がなかった.換言して悩む暇もなかった.だけど,最近は少し落ち着いてきて,自分をはたと振り返るとき,愕然とする.

何やってんだ,俺

そんな気持ちになってしまう.

毎日睡眠時間を削っても,朝の1時間を喫茶店で自分の勉強のための時間にすることを課している.その時間だけは幸せで,自分が自分らしくあれる.

仕事は仕事.いわば戦場に出ているのと同じだと思っているので,自分らしさなんて保てるわけもないのだが,忙殺されているならともかく,さしてそうでもないときに,自分の精神が荒廃的になっていることが残念でならない.仕事場のような戦場でこそ,常に冷静で紳士的であれなければならない.どんなときでも,落ち着いて仕事をきちんとこなせるようでありたい.---いや,そうでなければならない.それが今の俺に課せられた義務だから.もう学生時代にアルバイトしていた頃とは違うのだから.

でも,残念ながら,それができていない.大騒ぎして,周りを巻き込んでいるだけ.紳士的どころか,単なるヤクザである.ヤクザはヤクザでも,単なるチンピラだ.

最悪だな,と思う.そんな自分に気付いて愕然とする.そして,休日,家で仕事していても,憂鬱になる.一種の五月病かもしれないし,要するに悩む時間があるということに過ぎないのかもしれない.だめだなあ,俺は.

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